介護サービスにおいては、入所者や利用者（以下、利用者と表示）の人としての尊厳やプライバシーが重要視され、安心・安楽な生活ができることは、サ－ビスの質やサービスの提供者の評価において、極めて重要な要素であります。特に、入浴や排せつと言った身体援助は、介助してもらうこと自体に羞恥心や遠慮を感じます。介助が必要になったことで、身体的な問題にとどまらず高齢者の心理状態や生活にも大きな影響を及ぼし、高齢者の生活能力の低下に繋がります。ひいては高齢者の人としての尊厳を喪失させ、高齢者の生きる力を奪いかねない重大な問題をはらんでいます。当施設ではこの事に細心の注意を払い、介助の方法において、プライバシーの保持に最大限の配慮を行います。

又、業務上知り得た個人情報の保護の重要性を強く認識し、情報開示等においても利用者の権利利益確保の観点から十分な配慮を心がけ、個人情報の適正な取り扱いや管理を行い、下記の方針を定めます。

1. 個人情報の保護に関する当法人の「プライバシー保護マニュアル」を制定すると共に、個人情報保護法及び関係する法令等を遵守し、個人情報の取扱いに関する慣行に準拠し、適切に取り扱います。
2. 当法人は、個人情報に関する個人の権利を尊重し、自己の個人情報に関する問い合わせや開示、訂正、利用停止、削除等を求められた時は、介護保険法等の法令並びにプライバシー保護マニュアル等に従い、適性に対処します。
3. 個人情報の適正な管理に為に、下記の事を行います。

　　　　　・個人情報保護管理責任者の選任による責任の明確化

　　　　　・個人情報の漏えい、破壊、紛失、改ざん、誤用等の防止の為に必要な処置の実施

　　　　　・安全な環境下で管理する為に、個人情報データベースへのアクセス制限の実施

　　　　　・個人情報の保護、取扱いについての職員教育の実施、及び取引業者等に対しての適切な個人情報取扱いの要請

　　４．　当法人は個人情報の収集にあたり、介護保険法等の法令で義務付けられている場合を除き、利用者等に対して収集目的を説明し、

　　　　　その目的の範囲内のみ使用し、第三者には提供しません。

　　５．　利用目的遂行の為に業務委託をする場合は、個人情報の取扱いに関し、委託先の適正な管理及び監督を行います。

　　６．　個人情報の第三者への提供は、下記の場合を除き利用者の同意を得ることなく行いません。

　　　　　①法令の定めに従う場合　　②生命や身体、財産の保護の為に必要な場合　　③公衆衛生や健康管理の推進の為に必要な場合

　　　　　④国や地方公共団体又はその委託を受けた者が、法令に定める行為を遂行する為に必要な場合

　　　　　⑤天災等による緊急措置の場合　

　　７．　基本方針及びプライバシー保護マニュアル等は、法令等の制定や改訂に従い、適宜変更します。

当法人は、上記のプライバシーポリシーを定めますが、ご質問等ございましたらご遠慮なくお問い合わせください。